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ジーマ・シリーズ

機能性成形材料「ジーマ・シリーズ」
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「ジーマ・シリーズ」とは

住友大阪セメント社の独自のフィラー技術(Multiplex Ball-Bearing Technology Filler=MBT)を各種樹脂に高密度に充填する事で、熱伝導や高精度成形等、高い機能性を持たせた高機能樹脂製品群です。

独自の無機鉱物粒子群による構造は、熱可塑性樹脂をバインダとするだけでなく熱硬化性樹脂、液状エポキシ樹脂、
さらにシリコーン材料等にも導入可能です。
異なるバインダシステムに応用しても各種機能性を引き出す事ができるのは、セメント原料として長年に渡り無機鉱物を扱って来た技術を最大限応用できる【ジーマ・シリーズ】ならではの特徴と言えます。
当社は【ジーマシリーズ】の代理店として高機能材料の設計提案からカスタム製品まで幅広く対応致します。この機会に是非ご活用下さい。

品名 高熱伝導 電気絶縁 高精度成形 高流動 高接着力 比重調整 低収縮
ジーマイナスX   
リコ・ジーマイナス   
ジーマイナス ◎ 
ジーマテミス ◎ 
ジーマメガロ ◎ 

高熱伝導&電気絶縁性
弾性接着剤「ジーマ・イナスX」
〜高熱伝導性と接着力の両立〜
ジーマ・イナスXの特長

(1).熱を通す絶縁接着剤

例えば、基板上の発熱部品の熱を逃がすためには、放熱板やヒートシンクを使うと効果的です。
放熱板やヒートシンクは発熱部品に接触・固定することが必要ですが、そのもっとも手軽な手段が接着剤です。
一般の接着剤は熱を通さないため、薄い膜であっても熱抵抗が大きくなり、思ったほど温度が下がらないことがあります。

ジーマ・イナスXは大手接着剤メーカーの弾性接着剤の樹脂をベースに、セメント会社独特のフィラーコントロール技術により熱伝導性フィラーを高充填し、高い熱伝導性と絶縁性を高度に融合させた1液常温硬化型の弾性接着剤です。

(2).常温硬化型で手軽に使えます

1液常温硬化型のため、硬化に特別な装置を必要せず、手軽にお使いいただけます。
また、タックフリータイム5分と量産性に優れるとともに、アルミ・鉄・銅の他幅広い材料との接着性が良いことから、幅広い用途で使うことが出来ます。
隙間への充填性も良好なため、シート材では困難な複雑断面形状部分の放熱用途にも使うことも可能です。

(3).シロキサンフリーで安心して使えます

ベースの樹脂には変性シリコーンを使用。
シロキサンフリーのため、接点不良がおこってはならない各種電気・電子部品にも安心してお使いいただくことが出来ます。

製品の概要

  • ベース樹脂:変性シリコーン
  • タックフリータイム:5分
  • 硬化タイプ:常温・湿気硬化タイプ
  • 熱伝導率:3W/m・K
  • 比抵抗:2.3×1014Ω・cm

主な用途

  • ベース樹脂:変性シリコーン
  • 電気を流す金属端子やコイルの封止用途での使用が効果的です。具体的な用途は以下のとおり。
  • (1)基板上もしくは基板周辺部品への放熱板・ヒートシンクの接着
  • (2)放熱シートの代替(工数削減、シロキサン不安払拭対応など)
  • (3)放熱グリス代替(放熱効果向上、耐熱温度向上など):5分
  • 硬化タイプ:常温・湿気硬化タイプ

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高熱伝導&電気絶縁性
液状エポキシ樹脂封止材「リコ・ジーマ・イナス」
〜熱伝導性に加え、高流動性による高い注形性〜
リコ・ジーマ・イナスの特長

(1).熱を通す絶縁封止材

水やほこりを嫌う電気電子部品では、これらが入らないように樹脂封止処理を行います。
樹脂封止材は電気絶縁性に優れるものの、一般的に熱伝導性が低く、電気を流すことにより発生した熱がそのまま蓄積されてしまいます。

リコ・ジーマ・イナスでは、セメント会社独特のフィラーコントロール技術により、封止用液状エポキシ樹脂の内部に熱伝導性フィラーを高充填し、一般的な樹脂封止材と比較して最大40倍程度の熱伝導率を実現。従来の封止材の機能を維持しながら、高い熱伝導性を付与しました。

(2).高熱伝導ながら良好な充填性

樹脂封止材にフィラーを高充填すると、一般的に材料粘度が上がり、流動性が低下します。リコ・ジーマ・イナスは、独自のベースエポキシ樹脂を選定に加え、最先端のフィラー技術を駆使することで、高い熱伝導性と良好な流動性・充填性を両立させました。

(3).主剤・硬化剤の2液型にほかに1液型もラインナップ

樹脂封止材は主剤・硬化剤を混合して使う2液型が一般的です。可使時間を比較的長いため、手のひらサイズの小型製品から直径が1mを超える大型のモーターまで幅広い製品で使うことが出来ます。
リコ・ジーマ・イナスでは適用範囲の広い2液型のほかに、そのまま使える1液型もラインナップ。
手のひらサイズ以下の小型の製品で比較的数量で多い製品のほか、接着や塗布用途にも使用することができます。ディスペンサーと組み合わせ、生産ライン中で使うことも可能です。

製品の概要

  • ベース樹脂:
    2液型液状エポキシ樹脂(主剤:硬化剤=1:1)
    1液型液状エポキシ樹脂
  • 熱伝導率:
    1〜7w/m・K(2液型液状エポキシ樹脂)
    1〜4W/m・K(1液型液状エポキシ樹脂)
  • 比抵抗:5×1013Ω・cm以上
  • 絶縁破壊強さ:19kV/mm以上

主な用途

  • 電気を流す金属端子やコイルの封止用途での使用が効果的です。具体的な用途は以下のとおり。
  • (1)LED等ランプ部品(基板封止用途など)
  • (2)モーター部品(コイル封止用途など)
  • (3)電源部品(パッケージなどで金属端子や電子部品を封止する用途)

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高熱伝導&電気絶縁性熱可塑性プラスチック材料
「ジーマ・イナス」
 〜絶縁なのにグングン冷える!〜
ジーマ・イナスの特長

(1).熱は通すが電気は通さないプラスチック

セメント会社独特のフィラーコントロール技術により、プラスチック中に熱伝導性フィラーを高充填し、一般的なプラスチックの10倍以上の熱伝導率を実現。

さらに熱伝導性フィラーには電気を通さない無機系フィラーを使用。高熱伝導と電気絶縁性を両立させたプラスチック材料です。

(2).高熱伝導ながら薄肉成形が可能

高熱伝導材料は材料温度が下がりやすく、一般的に成形性が良くありません。
ジーマ・イナスは、フィラーの形状・大きさ・構成割合などを工夫することにより、高い熱伝導性と良好な薄肉成形性を両立させました。

(3).熱伝導性ながら成形機の磨耗を大幅に低減

熱伝導性フィラーの中には成形機に大きなダメージを与えるものがあります。
ジーマ・イナスでは、硬度を抑えた新開発の珪酸塩系フィラーを使用。
高熱伝導ながら、成形機に与えるダメージがほとんど無い材料です。

製品の概要

  • ベース樹脂:PPSもしくはLCP
  • 線膨張係数:2~3W/m・K
  • 比抵抗:3×1015Ω・cm以上
  • 燃焼性(UL94):V0相当

主な用途

  • 高熱伝導と電気絶縁性を両立。電気を流す金属端子、コイル周りでの使用が可能かつ効果的です。具体的な用途は以下のとおり。
  • (1)LED等ランプ部品(ソケットなど)
  • (2)モーター部品(インシュレーターなど)
  • (3)電源部品(パッケージなど)
  • (4)センサー部品、など

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高精度 熱可塑性プラスチック材料
「ジーマ・テミス」
〜図面に忠実な材料を目指して〜
ジーマ・テミスの特長

(1).反らないこと・ヒケないこと

熱可塑性プラスチックは、均一な形状品を大量に作るのに最適な成形技術です。
ただ、熱をかけたプラスチックが室温まで冷える過程の収縮が原因で、製品のゆがみ・ねじれなどの寸法上の不具合が発生し、常に設計者の課題となっています。
ジーマ・テミスは、セメント会社独特のフィラーコントロール技術により無機フィラーを高充填することで収縮を大幅に低減、1ランク上の寸法精度とその安定を実現し、設計者の課題を解決します。

(2).低膨張と高剛性

無機フィラーを高充填する効果は、高い寸法精度だけではありません。
プラスチックの欠点の1つである温度変化による寸法変化が抑制され、一般の樹脂と比較するとおよそ1/10レベル、金属並みの低い膨張係数を実現しています。
寸法変化をきらう光学部品分野などでの使用で特に効果を発揮します。
これ以外にも剛性が高いため、力に対する変形が一般の樹脂よりも小さく、重量物が乗る台座部品や、ねじりなどのトルクがかかる部品のプラスチック化を可能にします。

(3).平面・平行度と真円・円筒度

ジーマ・テミスがもっとも効果を発揮する部品分野は、平面度・平行度が必要な部品や、真円度・円筒度が必要な部品です。
これらは切削加工では最も寸法精度が出る形状ですが、逆にプラスチックでは反りやねじれの影響でもっとも寸法精度を出しづらい形状です。
これらの寸法が必要な光学系の鏡筒部品、レンズが乗る部品などはジーマ・テミスがもっとも効果を発揮する分野と言えるでしょう。

製品の概要

  • ベース樹脂:PPS、6ナイロンなど
  • 熱伝導率:8~21×10-6
  • 平面度・平行度の実現レベルの一例:0.02~0.03
  • 真円度・円筒度の実現レベルの一例:0.02~0.03

主な用途

  • プロジェクタ、監視カメラ、デジカメ、ムービーカメラ等の光学部品など

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高比重
熱可塑性プラスチック材料「ジーマ・メガロ」
〜自由な比重で自在な成形〜
ジーマ・メガロの特長

(1).必要な形状に必要な重さ

熱可塑性プラスチックの、形状の自由度の大きさ・量産性の良さを生かしながら、高比重フィラーを充填することで材料の比重をコントロールし、必要な重さを付与できます。
製品形状と製品重量が両方とも重要なコンセプトになる部品に、きわめて有効な手段となる成形材料です。

さらに熱伝導性フィラーには電気を通さない無機系フィラーを使用。高熱伝導と電気絶縁性を両立させたプラスチック材料です。

(2).金属っぽい質感と重量感を付与

プラスチックは量産性に優れる反面、軽くて安っぽいという欠点があります。
ジーマ・メガロは、プラスチック製品に金属っぽい質感とずっしりした重量感を付与し、製品の高級感を向上させます。金属っぽいリアルな質感を出したいホビー用品などで有効にお使いいただくことが出来ます。

(3).振動・音を抑える用途にも

振動を抑える用途にも有効にお使いいただくことが可能です。
用途に合ったベース樹脂・高比重材を選定することで、比重と弾性率を最適にコントロールし、振動や音を抑えることが可能です。

製品の概要

  • ベース樹脂:6ナイロン、PPなど
  • 製品比重:2〜11.5
  • 高比重材:鉄、銅、タングステンなどの金属フィラーおよび無機フィラー

主な用途

  • (1)形状・重量ともに必要な部品:一定の圧力や加速度以上で作動する車載・OA機器の分銅部品
  • (2)質感重視の部品:モデルガン・鉄道模型などのホビー用品、ノブ・スイッチのつまみ類など
  • (3)制振・制音用途:車載・OA機器など

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